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聖なるものへ -ひそやかな祝祭- @茨城県近代美術館 [茨城県水戸市・文化スポット]

 茨城県水戸市にある茨城県近代美術館
 先日,こちらで開催中の企画展「聖なるものへ-ひそやかな祝祭-」を鑑賞いたしました。

   http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html
DSC09384.JPG

 最初に『聖なるもの』のフレーズを目にした時,宗教に関する芸術作品の展示会かと思いましたが,それだけではありません。

 人間は本質的に,「より高いもの」を求める存在,と言えるのではないでしょうか。物質面では,お金や地位,名誉など。精神的には,真・善・美などで,究極的には信仰につながっていくのでは。

 「聖なるもの」も,より高い存在であり,憧れと同時に恐れをも抱く。そのような心の動きが,今回の展示作品にも表現されていたと思われます。


 それでは,印象的だったものをご紹介します。

 美術館の2階が企画展の入口になっていて,入るとすぐ,若い女性の顔の彫刻が登場。
 パッと見は,「能面」の女面を連想しました。舟越保武の『聖ベロニカ』
 イエス・キリストが磔刑の宣告を受け,自分の十字架を背負ってゴルゴタの丘に向かう際,顔の血と汗をぬぐってもらうため,彼に白い布を差し出した女性。彼女が聖ベロニカです。 
 ちなみにこのエピソードは,新約聖書には出てきません。【みなと】は2004年公開の映画『パッション』で知りました。

 聖ベロニカ像は,一見無表情ですが,しばらく眺めていると,悲しみと苦しみが伝わってきます。
 舟越氏は,カトリック信者とのこと。作品には,「刑場に進むキリストに捧げるベロニカの心」とのコメントが添えられていました。

 舟越保武作品は他に2点。キリシタン武士を彫刻にした『原の城』。イエス・キリスト像の『ゴルゴタⅡ』。いずれも敬虔さが感じられます。

 キリスト教関係以外の作品を推すなら,髙島野十郎の『ケシ』と『蝋燭』。この方は真言宗に帰依していらっしゃったそう。
 『蝋燭』については,上でご紹介したホームページに掲載されています。

  他にも,宗教とは無関係ながらも,確かに「聖なるもの」を表現していると思われる作品が多数あります。


 「聖なるものへ -ひそやかな祝祭- 」は2014年1月13日(月・祝)まで開催します。
 皆様にも是非ご来場いただき,宗教心をさらに深めたり,自分なりの「聖なるもの」を発見するきっかけにしていただければ,と考えております。

 こちらの美術館には1階に常設展があり,茨城県とゆかりの深い著名人の作品等を鑑賞することもできます。企画展とあわせてどうぞ。
 
  茨城県近代美術館
   〒310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1
   電話:029(243)5111
   FAX:029(243)9992
   http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/

タグ:506美術館
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